この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タワマン〜墜ちた女達〜
第10章 風花のお礼と準備
狩野は風花が去った後、パソコンに向かう。昨日撮った真千子の不倫現場を写真としてプリントアウトする。またその写真とともに渡すためのメッセージを作る。

『問題はどこに呼び出すかだ…。』

狩野は悩む。1番簡単なのはこの部屋に呼び出すことだ。しかし、それでは面白くないと思う。真千子には誰からかわからないように写真とメッセージを渡し、2、3日余裕を与えてから呼び出すつもりだ。
その方が真千子が不安がり、狼狽える様子が愉しめると思う。だから、自分の部屋に呼び出すのは、相手が狩野だとすぐにバレてしまうので、避けたいと考えている。

しかし、そうなると、難しい。タワマン内だと他の住民にバレたり、抵抗された時が面倒である。
どうするかと考えているときに、狩野は写真を見て思いつく。

『そうか…。ここに呼び出せばいいじゃないか…。その方がより真千子の羞恥心を煽れる…。』

狩野は真千子の不倫写真に写るラブホテルを見つめていた。

それから数日後、真千子が外出したのを確認すると、郵便受けに手紙を差し込む。ラフな格好をしていたので、すぐに戻って来るだろうと思う。戻って来たら必ず郵便受けを見るのも確認済みだ。
こうすれば旦那にもバレることなく、真千子が手紙を手にするだろう。

狩野はその日から興奮が止まらない。晴香の時はその時の勢いがあった。紗綾は好意があることを確信していた。
しかし、真千子に関しては、会って話したことも数回しかないのだ。単なる隣人。その隣人を脅迫し、犯すことに、狩野は異常なほど、興奮を覚える。

あまりの興奮に手紙を出してから、2日間は昼間に晴香を、夜からは紗綾のところに行き、抱きまくった。

二人には真千子のことは話していない。晴香は何かあるのではと疑っている様子だが、何も聞いては来ない。紗綾はただ狩野のがっつき振りに戸惑いながらも、あまりの激しさにクタクタになるほどであった。
真千子を呼び出す前日はさすがに自重し、1人で部屋で過ごす。悶々としながらも、この欲望を全て真千子にぶつけるつもりで我慢する。

果たして、真千子が来るかどうか。旦那に話したりしてはいないだろうか。一抹の不安とともに狩野は長い長い我慢の1日を過ごす。
そして、夜が明けて待望の日がやってきた。狩野はいつも通り、早朝ランニングを済ませ、シャワーを浴びてから、出かける。タクシーに乗りホテルへ向かう。
/498ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ