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放課後のマドンナ
第7章 ロストバージン
- こんばんは、これが初メールです
届いてますか? -
その夜、早速、井澤尚子さんからメールが届いた。
『おいおい、何も僕に送信しなくても
仲のいい友達に送れよな』
そう思いながらも
無視するのも可愛そうなので
届いてますよ、と返信してあげた。
- よかった~、スマホって便利なのね
これさえあれば淳一くんと会話できるもの -
いや、当たり前だろと思いながらも
そうか、メールなら方言じゃないから
普通にわかるから便利だなと思った。
アプリの再設定とか忙しいというのに
井澤尚子は文明の利器を楽しむかのように
ポンポンとメールを次から次へと送信してくる。
「おいおい…いい加減にしろよな」
メールはどれもこれも他愛ないものばかりだった。
「お前に付き合うほど暇じゃないんだよ」
無視することにしようとしたが
最後のメールには画像がてんぷされていた。
- 自撮りというものに挑戦してみました -
いろいろ出来るのが楽しいみたいだな
どれどれ、上手に撮れているのかな?
淳一は興味半分で添付画像を開いてみた。
「ぶっ!!!」
淳一は飲みかけのコーラを
思わず吹き出しそうになった。
画像は井澤尚子のおっぱいを撮していた。