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第10章 結ばれる二人

「ね、あの雨宿りをした祠での続きをしたいわ」

小百合が潤んだ瞳で淳一におねだりをした。

あの続き…
つまり互いの性器を舐めあった続きを…
それはつまり二人の体が一つになることを
小百合は望んでいるのだ。

「いいよ、でも、その前に…
あの時のことを思い出してリプレイしようか」

淳一は仰向けに寝ている小百合の顔の横に
ひざまずいた。
顔を横向けた小百合の目の前に
カチカチになってペニスが
上下にプルプル震えていた。

『咥えろよ』

言葉にはしなかったが、
ペニスを口元に近づけてきたので
淳一がフェラチオを期待しているのがわかった。

初めて淳一のペニスを口に含んだあの日以来、
事あるごとに小百合はフェラチオの練習をしてきた

それはバナナだったりキュウリだったり
手頃なサイズの茄子だったり…

男性が好むかどうかは別にして
自分自身では舌の動きや吸いかたが
上手くなったと自負していた。

その練習の成果を発揮するときが来たのだ。

小百合は亀頭の先っぽに
チュッ、チュッ、とキスをした。

気持ちいいのか、
ペニスがとんでもなく跳ね上がった。

先の方だけキャンディのように咥えて
舐めれば、より一層ペニスが硬くなった気がした

「くぁっ…」

たまらずに淳一は甘い吐息を漏らした。
漏れる吐息も愛しくて、
小百合は咥えたまま、ほんのちょっぴりだけ
甘く噛んであげた。
それが痛いのか気持ちいいのかはわからないが
淳一の体がプルプルと少し体が揺れた。

ちょっと無理して奥の方まで咥えて
唇でキュ～っと絞ると、
ため息のような声を漏らし

「はあっ…気持ちぃ！」

淳一が素直な感想を述べた。

ビクビクと淳一の腰が揺れる度、
喉が詰まりそうになるけれど、それでも続ける

手で根元から掴むようにしながら
シコシコと刺激してやると

「…あっ！…だ…め！」

淳一が女のように悶え
小百合の肩を掴んで止めさせようとするけれど、
それを無視して構わず先端を吸うようにして舐めた

「んっう…出る…っ！！」

耐え切れなくなり
淳一は熱い欲望を勢いよく吐き出した。