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放課後のマドンナ
第2章 夢が現実に?

チャイムの音を聞くと
恭子先生は教師としての顔を取り戻した。

「はい、今日はここまで!」

そう言われて
「ハイ、そうですか」と引き下がれない

淳一は恭子先生の頭を掴むと
股間に押し付けようとした。

それを恭子先生は払い除けて立ち上がると
「チャイム、聞こえたでしょ?
もう下校時間なの!帰りなさい!」と
ピシャリと言い放った。

「ええ?そんなあ…」

こんなにも硬くなってピンピン跳ねているのに
抜いてくれないとムラムラが収まらないです。

「明日まで我慢しなさい
幸いにも明日は土曜日だし、
休校だからデートしてあげるわ」

そう言いながらブラを戻して
ブラウスのボタンを止めはじめた。


『くそっ!途中で止めるんなら誘うなよ!!』

ムラムラしたまま淳一は校門を出た。

「淳一~!」

呼び掛けられて後ろを振り向くと
クラス委員の岡小百合が自転車を漕いでやって来る

『下の名前で呼ぶなよ!しかも呼び捨てだしぃ』

彼女の呼び掛けに無視して
淳一は歩みを早めた。

しかし、徒歩と自転車なので
あっという間に小百合は追い付いてしまった。

「一緒に帰ろ!」

部活を終えて急いで着替えてきたのか
首筋に汗が滴り落ちていた。

男の場合は汗臭い匂いがするのに
これが女子だと妙に良い匂いがするのが不思議だ。

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