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放課後のマドンナ
第3章 恭子先生と童貞卒業デート

走りはじめてから
結構な道のりを二人を乗せた車は快適に飛ばした。

やがて何もない田園風景に
周りの景色に溶け込むように建っている
純和風の建物の駐車場に
車は滑り込むかのような勢いで飛び込んだ。

「ここは?」

「温泉旅館よ」

そう、こちらでは都会では考えられないほど
あちらこちらで温泉が湧き出ている。

「お泊まりは無理でも
日帰りコースでお部屋でのんびりできるの」

旅館の入り口を入ると
ロビーのカウンターへスタスタと歩みを進めた。

「日帰りで…」

そう告げて部屋の鍵をうけとると
「さあ、お部屋へ行きましょう」と
有無を言わせずに淳一を部屋に連れ込んだ。

和風の建物なのに
部屋の中にはベッドが設置されていた。

ツインの部屋だけど
ベッドはそれぞれセミダブルなのか
かなり大きめのベッドだった。

「一時間だけ、貸し切り風呂を利用できるのよ」

だから…淳一くんと温泉に浸かりたいの

そう言うと恭子先生は淳一に抱きついてきた。

『温泉かぁ~…』

湯の中でイチャイチャするのも悪くないな

そう思うと、
一刻も早く恭子先生のヌードを拝みたくて
股間がウズウズし始めた。

タオルを手にして部屋を出ようとすると
「慌てないの」と叱られた。
恭子先生は洋服を脱いで下着姿になると
備え付けの浴衣に着替えはじめた。

「温泉と言えば、やっぱり浴衣でしょ」

浴衣に着替えた恭子先生は
なんとも言えない色気を漂わせていた。

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