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放課後のマドンナ
第4章 千鶴を口封じ
「思い出作りって?」
「おめの事忘れだぐねんだ、
だはんで、抱がへで欲すい」
そう言って
誰もいない野球部の部室に連れ込まれた。
部室のベンチでパンツを脱がされ
拒む間もなく処女を貫かれた。
その男の子は街を離れてから
何度か千鶴に電話してきたが
やがて少しずつ疎遠になり
今では千鶴から連絡してもなしのつぶてだった。
処女を奪われると千鶴は女として目覚めた。
セックスがしたくてしたくてたまらなくなったのだ
けれども、誰でもいいという訳ではない。
そう、千鶴は面食いだったのだ。
だから淳一が編入してきたから
いつかは相手をしてもらおうと
千鶴はずっと機会をうかがっていた。
「付ぎ合って欲すいどが、そったのでねの
後あめぃのね女…そえでもいのよ」
淳一が他の女を好きでもいい、
ただ性欲を満たすだけの都合のいい女でいいから
千鶴の手はいつしか淳一の股間に伸びていた。
「おい、よせよ…怒るぞ」
本音ではなかった。
少し相手をしてやるだけで
先生との事は何もなかったと信じてもらえるんだ
そう思うとタイプでもない女だったが
セックスをして口封じをするのも悪くないなと
そんな風に淳一は思っていた。