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放課後のマドンナ
第5章 恭子の色香

その後もダラダラと
とりとめのない話を聞かされて
気づけばコーヒーを二杯もお代わりしていた。
さすがにもう解放されても
文句は言われないだろう。

「それでは先生、
明日の仕事に差し支えるといけませんので
そろそろ私はこの辺りで…」

失礼しますと言いかけて
なんだかボーッとしてきたことに気づいた。

「あら…?どうしちゃったのかしら…」

「どうかされましたか?」

問いかける江坂先生の声が
やけにエコーがかかっていて
頭の中でグワァングワァンと鳴り響いた。

『おかしい…』

席を立とうとしても思うように力が入らない。

「大丈夫ですか?
家までお送りしますよ」

恭子は江坂に腋を抱きかかえられて
引きずられるようにしてファミレスを出た。

「さあさ、助手席に座ってください
僕が運転しますからね」

そう言って江坂は車のドアをタッチした。

スマートキーは困ったことに
運転手でなくとも、こうして体を密着していると
第三者でもロックを解除してしまう。

「よいしょっと」

恭子は江坂に
投げ込まれるように助手席に座らされた。

「案外と効き目が早いんだなあ」

江坂はポケットから睡眠薬の小瓶を取り出して
瓶を見つめながらニヤリと笑った。



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