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放課後のマドンナ
第5章 恭子の色香
「ちゃんと外に出してあげたよ」
そう言うと恭子の腹の上に出した白い精液を
指ですくってドロリと濡れた指先を
恭子の唇に塗りたくった。
「うっ!!」
きつい栗の花の香りに噎(む)せかえりそうになる
逝かせてもらえず、
自分だけ勝手に逝ってしまったこの男が
恭子はますます嫌いになった。
「そんなしかめっ面するなよ
まだまだ楽しみは続くんだからさあ」
射精したのにまだ満足していないの?
「もうたくさんよ!
早く私を解放しなさい!」
「そんな、つれないことを言うなよ」
そう言って江坂は恭子の目隠しを解いた。
闇になれていた瞳に
室内の明かりがとても眩しく感じた。
室内の明かりになれてくると
その部屋が鏡張りの部屋だとわかった。
四方八方に自分のあられもない姿が目に飛び込む
さて、次は何をして遊ぶ?
江坂の声を方にめをやると
テーブルの上にはこれでもかというほどの
SMグッズが並べられていた。
「ここはSMルームなんだよ
人気の部屋でね、
この部屋が空いていたのがラッキーだったよ」
そう言うと江坂はSMグッズの中から
首輪を選んで手に取った。
ジャラ…
首輪には鎖がついていて、
その鎖は壁のフックに固定されていた。
「君は可愛いから僕のペットにしてあげよう」
恭子の首に首輪が締められてゆく。
恐怖と皮の首輪の冷たさに恭子はゾクリとした。