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放課後のマドンナ
第6章 ナンパ
「うわ~!きれいな部屋ね」
確かに晴海が言うように
ピンクに統一されたお洒落な部屋だった。
ほら、さっさと歌って帰ろうぜと
マイクを手にして加藤は晴海を振り返った。
そしてマイクを落とすほどに驚いた。
なんと、晴海は妖しく微笑みながら
脱衣をはじめていたからだ。
「な、何すちゅんだが!!」
加藤は慌てて晴海に背を向けた。
その背中に晴海が抱きついてきた。
「わー、なさ一目惚れなの」
強く抱きつくものだから
ボリュームたっぷりのおっぱいの弾力が
おもいっきり背中に感じた。
「ひ、一目惚れって…」
このような告白に免疫がないので
加藤はどうすればいいのか棒立ちになっていた。
いや、棒立ちになっているのは姿勢だけでなく
おっぱいの弾力を感じて股間のモノも
棒のように硬く立っていた。
「あら?わーさ抱ぎづがぃで勃起すたの?」
晴海が後ろから加藤の股間に腕を回して
すでに硬く勃起しているペニスを握った。
「からがうのは、やめでけ」
加藤は慌てて晴海の腕を振り払って
クルリと向き直って彼女に対峙した。
叱りつけようと思ったが
太っていて可愛くもない晴海の顔が
こうも至近距離で見ると
なんだか妙に色っぽくてドキリとしてしまった。
「わー、なになら、抱がぃでもいじゃ」
そう言って晴海は目を閉じて
唇を少しだけ突き出した。