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放課後のマドンナ
第6章 ナンパ

洗顔を終えた登紀子は淳一の視線に気づいた。

「わの体、綺麗だが?」

「あ、いや、ごめん…」

淳一は慌てて登紀子に背を向けた。

「綺麗だはんで見でけだんでしょ、嬉すいじゃ」

そう言って登紀子は湯の中に入ってきて
淳一の目の前に立ちはだかった。

『ゴクリ…』

淳一の目の前に、登紀子の黒々とした陰毛が
水面ギリギリのところにあって
ゆらゆらと湯に漂っていた。

淳一はゆっくりと視線を上に向けた。

登紀子のおっぱいは決して巨乳ではない。
良く言えば「美乳」正直に言えば「貧乳」だった。

「おっぱい、ちっちぇびょん?
こんきがコンプレックスなのよ」

登紀子は両脇から手を乳房に当てて
グッと真ん中に寄せた。
小さな乳房はかろうじてデコルテを形成したが
谷間と呼ぶには浅い溝だ。

淳一は、さらに目線を上にあげた。

そこには先ほどまでの
ケバい化粧をしたド派手な顔ではなく、
年相応の可憐な乙女の顔をしていた。

淳一はドキリとした。
恭子という存在がいたので
他の女に心をときめかすことなど
決してありはしないと思っていたのに
なぜか登紀子にドキドキし始めていた。

「あら?勃起すてらでね」

透明な湯なので
温泉の中でしっかりと勃起させているペニスを
登紀子にしっかりと見られてしまった。

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