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縄師-Ⅳ ちづるとみひろ
第3章 みひろ先輩のMを引きだす。

みひろが悲鳴をあげて股をよじり、身体がガクガクと跳ね上がる。
「ほう。きもちがいいのか。そんなに嬉しそうに蜜を溢れさせて」
役人の手が股間をこじ開け、内股を伝い落ちる体液で手を濡らした。
役人が懐から山椒の木の摺り子木を出し、手の体液を摺り子木に付ける。
山椒の木は、両端は滑らかに削られているが、幹には無数のイボがでている。
これを役人がどう使おうとしているかは明白だった。
「力を抜け。抜かなくても儂は一向に構わんがな」
そう言って摺り子木をみひろの股間に当てた。
「お許し下さい。どうかお許し下さい。本当に私は知らないのです」
「うそをつけ。案外お前と男は情を通じているかもしれんな。どうだ。あの男の男根はこれぐらいか。これがお前の中に、するりと入れば、その証拠になるわけだ」
みひろは恐怖に襲われ、身体を震わせる。
「お許し下さい。私は男の方とは一度もそのような……あっ痛い。無理です。きゃーっ」
悲鳴は激痛のため絶叫になり、意識が遠のく程だったが、役人は執拗に出し入れを繰り返して責めたてた。
激痛はみひろの意識を白濁させ、再びあの男が現れた。
「ほら、力を抜かんか。女の道具には元から気をやるためだけのものが付いておるのだ。
そんな棒きれなど呑み込んでしまえ。そうすれば喜び以外の何物でもなくなる。淫乱になるのだ」
役人が挿入し、抜き、また女陰に差し込む山椒の木は、膣壁を傷つけ、先端が内臓を叩くほど深く挿入されていた。膣壁は傷つき、その傷を木の瘤がこすったので、白い木地は赤く染まっていたが、淫乱になると決めた途端、痛みは快楽の波に流されて意識が遠のいた。
役人は気を失ったみひろに舌打ちすると縄を解き、牢に担ぎ入れた。

