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蜜愛~男になった女~
第3章 【白桜記】 其の三・巡る想いは
 信頼を怒らせるのは判っていたけれど、おさとの方は言わずにはおれなかった。典姫の淋しさを哀れと思うのならば、何故もっと優しくしてやらないのか―、姫がどんなに父を慕っているかを知るだけに、信頼の薄情な仕打ちには腹立ちさえ憶えた。
「そなたは二日前の夜も同じことを申したな」
 信頼は薄く笑った。彼がしばしば見せる淋しげな微笑だ。この笑顔を見る度、おさとの方は胸が締め上げられるように苦しい。
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