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第3章 屋敷での一日

次の日から、遼の償いの日々は続いた。

早朝5時　起床　
普通懲罰室に置かれたコンピューターに登録された罰を、
少年全員一斉にロボットから受ける。
罰の量も強さも鞭の種類も、少年ごとに、
犯した罪と素行などで設定されている。
朝は、全員、尻叩き、鞭打ち、パドルうち、ケイン、浣腸、お灸、
一通りだ。
映像は、コンピューターが自動編集し、全世界に配信する。

7時　シャワー室でさっと汗を流し、朝食の支度をする。
食事の支度は、ある程度機械化されている。

8時　朝食

9時　朝食の片付け・掃除

10時　ケイン氏による懲罰
ケイン氏の世界の刑具コレクションを中心に、ランダム。
ケイン氏の気まぐれで、一人もしくは少数の少年だけ、
集中的に罰を受けることもある。

12時　昼食の支度

13時　昼食・片付け

14時　コンピューターによる懲罰
鞭とパドル中心に一時間。

15時　ケイン氏のティータイムに合わせて、集団懲罰ショー
ケイン氏がここで満足しないと、その後の懲罰が厳しくなるので、
みんな必死だ。

16時　ケイン氏による懲罰
ショーの可否がここで出る。
どちらにせよ、全員、午前中より厳しい罰を受ける。

18時　夕食の準備　

19時　夕食

20時　夕食の片付け

20時半　反省文
犯した罪や素行についての反省文を書く。
勿論、全世界に配信するだけでなく、
国、ケイン氏、被害者、研究機関の記録にも残る。

21時　ケイン氏による懲罰
ケインとお灸中心の厳しいお仕置きタイム。

22時　コンピューターによる懲罰
一日の仕上げ。一番厳しい罰で、慣れないように日々変化する。

23時半　シャワー、治療。
医者は、簡単にどんな傷も治して綺麗にしてしまう。
しかし、ケイン氏の指示で治してもらえないこともある。
傷は治っても、痛みだけ続く薬もある。
酷い傷でケイン氏が不興の時は、一日の途中に治してもらえることもある。

深夜0時就寝
中には、一晩中罰を受ける少年もいる。