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荊の国
第5章 一年後
遼が屋敷に来て、ほどなく1年が過ぎようとしていた。
少しずつ分かってきたことがある。

まず、ケイン氏の好みだ。
少年たちは、いろいろなタイプの美少年を取り揃えてあった。
髪の色、髪形、肌、瞳の色、背の高さ、国籍、性格、雰囲気 … 
どれ一つとして共通点はない。

しかし、痴情の縺れからの犯行と、同性愛傾向、
整形前が美男だったことは共通していた。

また、ケイン氏は、反抗的な少年を厳しい懲罰で
屈服させるのが好きらしい。

比較的従順な遼は、ケイン氏に挑発され、
無理やり抵抗させられて、酷い目にあう事が少なくなかった。

毎日罰を受けていくうちに、だんだんケイン氏に対する気持ちが
高まっていくことに、遼は気づいていた。

可愛い翔や貴公子風で優しいチャーリーも好きだ。

しかし、少年同士の恋愛は固く禁じられており、過度に違反すると
屋敷を追い出されるペナルティーが警告されていた。
追い出されたら、死刑かもっとひどい環境に追い込まれる。

遼は、節度を守ることにしていたが、ケイン氏が複数の少年を
一度に寝室に呼ぶ時などは、自分の感情に戸惑うことがあった。

そんな気配に敏感なケイン氏は、いつでもすぐに気づいた。
そして、相手の少年と遼を、何日間も厳しく罰するのだった。
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