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カクテル好きの男たち
第8章 作業療法士の女

5日、10日と
秀一はトレーニングに力が精を出した。

心なしか手首がしっかりと太くなってきた。
最初は軟式ボールを
床から拾い上げる事が出来なかったのに
最近は三回に一度は
上手く拾い上げれるようになった。

そして約束の二週間後…

「秀一さん、とても頑張ったわね」

「そうだろ?
自分でも、かなり握力が戻った気がするよ」

今なら君のおっぱいを『ムギュ~』って
出来そうな気がするよ

そう言ってやると

「そうね、
少しは気持ちよくさせてもらえるかな?」

そう言うと遥は秀一を
トレーニングをしている皆から
死角になる部屋の片隅に誘い出した。

「いいよ…頑張ったお祝いに…
少しだけ揉ませてあげる…」

そう言って遥は秀一の手を取って
自分の胸に置いてくれた。

「えっ?マジで?」

あれほど拒んでいた女のおっぱいを揉めることに
秀一は有頂天になった。

遥の望む『ムギュ~』には程遠いが
それでもムンズと心置きなく遥のおっぱいを揉んだ

「んん…」

空耳だろうか、
微かに遥が色っぽい声を漏らした。

「ブラのカップの上からじゃ
イマイチ興奮できないな」

「まあ!私のおっぱいを触れただけで
ラッキーだと思わないの?」

遥は少しだけ考え込んで
「いいわ、もう二週間頑張ったら
今度は生でおっぱいを揉ませてあげる」と
顔を赤らめながらそう言った。

「ほんとだね?
あれは冗談でしたって言うのは無しだぞ」

うん、冗談じゃないから…
だから…頑張ってね…

そう言って遥は秀一の頬にチュッと軽くキスをした



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