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カクテル好きの男たち
第8章 作業療法士の女
「京子さん…実は屋島くんにホの字なのよ」
遥は秀一の耳元で小声で教えてくれた。
「へえ~…
女は灰になるまで女って言いますからね」
屋島という若い理学療法士も
けっこう京子に気があるのか
「リンパマッサージしましょうね」
などと言いながら京子の股間を撫でて
指先は確実におまんこの割れ目付近を触っている
「あ、それと…」
遥はさらに声を潜めて
「私、秀一さんを
おじさんだなんて思ってませんから」
そう言って頬を赤らめた。
「俺も君を特別な女性だと思っているよ」
口説くなら今だなと
秀一はさらにアプローチをかけた。
「どうです、この後、時間があればランチでも」
「本当ですか?
私、今日は早番なんで
2時には仕事が終わるんです」
「では、2時過ぎにリハビリセンターの入り口で
お待ちしてますから、
遅いですけど昼食を共にしましょう」
「ありがとうございます」
遥は嬉しそうにそう言うと
秀一の肘にいつも以上におっぱいを押し付けた。
2時過ぎと約束したはずが
遥がセンターの入り口に姿を現したのは
3時になろうとしていた。
「ごめんなさいね遅くなって…
引き継ぎに手間取ってしまって…」
「いいんですよ
僕は、やることのない暇人ですから」
さあ、行きましょうかと肘を差し出すと
遥は子猫のように腕に絡むようにくっついてきた。