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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第2章 ホステス

伊織は黙って煙草をくわえた。

気づいたみどりは慌てて胸のデコルテから
ライターを取り出して伊織の煙草に火をつける。

みどりの手は震えていた。
揺れる炎に煙草をつけ吸い込む伊織。
ゆっくりと紫色の煙を吐き、
みどりの手の中にあるライターを見つめて
ニヤリと笑いながら言った。

「趣味の悪いライターだな…」

パトロンのオヤジから
バースデープレゼントとして頂いたライターだ。
宝石が散りばめられ、かなり高価なはずだ。

伊織は欲望に満ち溢れたいやらしい表情を
浮かべていた。

「てっきりホテルに連れていくのかと思いました。
隠れ家的なこの部屋に連れてきたのは
私はワンランクアップしたと思っていいのかしら」

真意を探るように
みどりは恐る恐る伊織の顔を覗き込んだ。

「ワンランクアップねえ…。
今夜、ここにお前を連れてきたのは
お前の体が壊れるほどに
ガンガンに責めてやろうと思ってな」

「そ、それは…いつもの事じゃない…」

伊織はみどりの言葉の途中で笑い出した。

「ハハハ!お前、本当の俺を知らないんだったな
ホテルでお前を抱く俺が本当の俺だと思っている?
あんな生温い(なまぬるい)セックスなんて
そこらのキャバ嬢で充分だ!
ちょっとプレゼント攻撃すれば
簡単に抱かせてくれるキャバ嬢なんて
ごまんといる。
そんなありきたりなセックスなんてうんざりだ!」

みとりは愕然としたような顔で伊織を見ていた。

ホテルでの密会も、
かなり激しいセックスだと思っていた。
今夜はあれ以上の事が待ち受けているというのか…

「金を払って、俺を満たしてくれる女を
買った方が安上がりかも知れないな。
だが、それでは満足できないんだ。
少しずつ、少しずつ、俺の女に仕上げてゆくのが
一番楽しいんだからな」

「仕上げる?」

「そうだよ、みどり、お前にもその素質はある
僕も色んな女を見てきたが、
君はずば抜けていい女だ。
俺もお前も、明日は仕事を休むんだ。
じっくりと時間をかけて
この部屋を出る頃には
俺の体抜きではダメにしてやるよ」

そう言ってみどりの体を舐めるように
全身を見つめる伊織であった。

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