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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第9章 決別
「ふぁ~…」
大あくびをしながら金沢が温泉から上がってきた。
「今夜は張り切りすぎて疲れたでしょう?
ゆっくりと休んで明日に備えなさい」
霞ヶ浦がそのように言ってやると
睡魔が襲って来ていたのか
「では、お言葉に甘えて…」と
素直に客間へと消えていった。
「さて、我々はペットを癒してやるとしますか」
ほら、機嫌を直せよ
霞ヶ浦は無理やり伊織をソファから立たせた。
地下室の扉が、微かな軋み音を立てて
静かに開かれてゆく。
二人の女は疲れ果てているものの
狭いゲージに閉じ込められて
ずっと体を丸めていなければならないので
腰が痛くて眠りに落ちる事も出来ない。
部屋の中に廊下からの一筋の灯りが差し込むと
また調教が始まるのだわと身構えた。
「おとなしく待っていたのですね
感心、感心」
霞ヶ浦が佳子のゲージに
伊織が由美香のゲージに
それぞれ自分のペットの元へと近づき
ゲージの隙間から手を差し込んで
まるで犬か猫を愛でるように
丸めた背中を優しくなでた。
次はどんなことをされるのだろう…
不思議と恐怖感などなかった。
その場に金沢がいないだけで
なぜかとてつもない安心感と共に
体を撫でてくれるのが嬉しくて
さんざんいたぶられた乳首を勃起させていた。
ガチャ…
ゲージの鍵が開かれて扉が開く。
「おいで…」
ゲージの向こう側で二人の男がしゃがんで
怖くないよ、さあ、おいでと
野良猫や野良犬を呼び寄せるように
指をくいくいっと揺らした。
由美香が伊織に手招きされて
佳子よりも先に行動にでた。
ゲージから四つ足でハイハイしながら
伊織の足元まで進むと
撫でて欲しいとばかりに
臍を天井に向けてゴロンと寝転がった。