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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第9章 決別

「それは大変嬉しいのですが…
それでは、あまりにも由美香さんが可哀想です」

佳子は、この別荘での暮らしが
いかに退屈なものなのかを知っているだけに
後釜として赴任する由美香が可哀想に思った。

モデルと言われてもおかしくない美貌の持ち主が
こんなところで幽閉されるのは残酷だと
叱られるのを承知で霞ヶ浦に訴えた。

「お前は情け深い本当にいい女だね」

だが安心したまえ、
ヤリたい盛りの女を放っておかないよ

「そこで、僕の出番というわけですね」

由美香がメイドで僕が管理人を引き受ければ
万事丸く収まると金沢は鼻息を荒くした。

「いや、君にはキャバレーブラックパールで
ウェイター見習いとして政界や財界の著名人との
パイプ役を勤めてもらう」

「そんなぁ!俺だけ除け者にするつもりですか?」

「君のデータベースを調べさせてもらった
どうやら君は営業社員としては
失格の烙印を捺さねばならない
しかしながら、人に取り入る才能に長けている
政界や財界人と接点を持つことは
きっと我が社の将来的に役に立つと考えた」

「あそこのキャバ嬢は美人揃いだから
毎日が目の保養になるわよ」

由美香は金沢と離れられることに安堵した。

「由美香を独りぼっちにはしないよ
私がここで執務を執り行う」

「えっ?」

「旦那様が?」

「佳子をここで囲っている時から
それを考えていたのですよ」

そう言って、寂しい思いをさせて悪かったなと
事もあろうか霞ヶ浦は佳子に頭を下げた。



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