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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第3章 IT業界の寵児 霞ヶ浦 尚

翌日…
由美香は少しだけ陽が傾きかけたという時間に
マネージャーという男に店に出てこいと命じられた

「キャバレーって、
こんなに早い時間から
開店させるものなんですか?」

てっきり陽が沈んでからの
出勤でいいと思ってました。

由美香は、店内で待ち構えていたマネージャーに
そのように話した。

「そうだよ、開店にはまだまだ時間がある
でも、君は新入りだろ?
それもズブの素人というじゃないか
そんな素人に、
はいどうぞと接客させられるわけないだろ」

由美香は新人として
店内のモップがけをさせられた

それが終わると水割りの作り方を教わる。

「いいか、最初の三杯は必ず同じ濃度にするんだ
客が少し酔いが回ってきてから
ちょっとずつ濃くしていくんだぞ」

「最初から最後まで濃度を同じにしては?」

「あんた、バカか?
ちょっとでも早くボトルを空けさせないと
ニューボトルを入れて貰えないだろ」

なるほどなと感心してしまった。
酔ってしまえばアルコールの濃さなんて
あまり気にしなくなるものね

「水割りを作るときは前屈みになって
しっかりと胸の谷間を客に見せるのも忘れるなよ
それと、出勤前にはメジャーな新聞、つまり
毎日、朝日、産経、読売、日経と
最低でも五紙をしっかりと読んでこい」

「それはどうしてですか?」

「ホステスはな、おバカじゃ勤まらんねえのよ
かと言って客が自慢げに話している内容を
それは違いますと訂正してはダメだ」

つまり…聞き上手になって
お客さまが望む答えで相づちを打てばいいのね

「おう!そうだ!
君、なかなか頭の回転が早いねえ」

これはひょっとしてモノになるかもと
彼は満足げに頷いた。

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