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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第3章 IT業界の寵児 霞ヶ浦 尚
「よし、決めました
由美香、この後、私とデートしましょう」
「本当ですか?凄く嬉しいです」
由美香は心の中で
伊織からの命令を思い出していた。
『お前に命令を与える
霞ヶ浦に近づいて、
奴がうちの会社を狙っているかどうかを探れ』
こうも上手く接触が叶うとは思っても見なかった
早く霞ヶ浦から会社を乗っとる気持ちがあるのかを
さっさと聞き出して伊織の元へ帰りたかった。
「よし、デートすると決まれば
いつまでもここにいるつもりはない」
善は急げとばかりに霞ヶ浦は立ち上がった。
「えっ?今すぐですか?」
「そうだよ…なんだ?店の売り上げが心配か?
よし、君とこうして出会えた祝いだ
シャンパンを開けてあげよう」
「まあ!素敵!嬉しいわ!」
由美香はマネージャーの小宮山を呼び出した。
「霞ヶ浦さまが、
シャンパンを開けてくださるそうよ」
「ありがとうございます」
では、最高級のレミーマルタンをご用意致します
霞ヶ浦の気が変わらないうちにと
急いで用意させようとした。
「君、このあと由美香とアフターに行くから
その前祝いだから1本などとケチ臭い事はせずに
5本でも10本でもいい。
店の女の子や他の客にも振る舞ってくれ」
だから、今すぐ由美香を連れ帰ってもいいよな?と
霞ヶ浦は大手を振って由美香を店から連れ出した。