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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第2章 ホステス
ドレスを脱いで私服に着替えたかったけれど
伊織を待たせると機嫌を害して
一人で帰ってしまうかもしれない
仕方なく吉沢みどりはコートだけを羽織って
急いで伊織の後を追った。
伊織とみどりが社用車に乗り込むと
運転手の大木が「社長…桜木係長は?」と
同乗してきた由美香がいないことを怪訝そうにした
「あいつは先に帰らせた」
「左様でございますか」
伊織社長の女癖の悪さを
熟知している運転手の大木は
それ以上口を挟まなかった。
途中で女を取り替える事など
日常茶飯事だったからだ。
どちらに向かいましょうか?
派手なキャバ嬢をはべらせているのだから
てっきりホテルだと思っていた。
「第二執務室へ行く」
「かしこまりました」
第二執務室…
自宅とは別のタワマンの事だ。
ということは、
このキャバ嬢はそれなりに大事な女なのだろう
道中、伊織が吉沢みどりの体をまさぐり始めた。
「ああん…運転手さんが…」
まるで大木の存在など無視するように
伊織はみどりの胸を揉み始めた。
「気にしなくていい
この男は車内で見聞きしたことは
決して口外しない」
大木も心得たもので前方に目をやり
決してバックミラーを見ようともしない。