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ボクっ娘ファンタジア
第3章 デートにて

激痛で座ったまま立てなくなっていた

「うう~痛い~」
「だから途中で痛くなったら言ってっていったでしょ」
「途中から何話しかけても痛い~しか言わなくなってたし」
「ご、ごめん…」
「どうするの?帰れる?」
「たぶん大丈夫…痛っ」
「はぁ、仕方ないからどこか泊まってく?」
「でも明日月曜で学校が…」
「今週は三連休よ」
「え!?そうだっけ!?」
「たぶん、そうだったような気がしたわ…」
「たぶんて、そんな曖昧な」
「ま、あったとしてもまだ義務教育だから一日くらいサボっても大丈夫でしょ」
「いやダメでしょ!てか学校では優等生で通ってる葵の口からそんな言葉が出るとは驚きだよ…」
「はい、二人で、はいそれでお願いします」
「どこかに電話してるし…」
「この近くにある安いホテル予約しといたから、さっきもらった一万円もあるし泊まれるわ」
「早っ!!」
「はぁ、結構遠くに来たから迎えに来てもらうわけに行かないし足痛いし仕方ないか…」
「それじゃ肩貸してあげるから行きましょ」
(沙織は足が痛くてまともに動けないしいろいろとチャンスだわ)

こうしてボクと葵はホテルに止まることになった

いやな予感がするのはボク、だけ?
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