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ボクっ娘ファンタジア
第4章 フタリノジカン

私が沙織を連れてやって来たのは遊園地から徒歩20分のところにある一人4500円で泊まれる格安ホテルだった
「外見があまり綺麗じゃないね」
「仕方ないでしょ、私たちの予算じゃここがギリギリなのよ」
チェックインを済ませ部屋に入ると沙織はすぐ椅子に座った
「痛む?」
「うん、まだ痛いよ…」
沙織はそう言って足を撫でる
「ご飯はどうする?その足じゃ出歩くの大変だろうし何か買ってこようか」
「うん、お願い」
「何がいい?」
「う~ん、パスタ」
「わかった、ちょっと待っててすぐに行ってくるから」
そう言い私は部屋を出た
しまった、どういうパスタが良いか聞いてこなかった
「どういうのが良いのかしら、ペペロンチーノ…カルボナーラ…うーん」
いつまでもここで食べ物とにらめっこしてる訳にはいかない
(海老とアサリのクリームパスタ、これでいいか)
沙織に頼まれたパスタと自分の食べるものと飲み物、タオルなどを持ってレジに行く
会計を済ませ商品を受け取りコンビニの外に出る
外は雨が降っていた
なかなかの強さで降っている雨、当然傘なんて持ってない
(どうしよう…ここには傘売ってなかったし…)
やるしかない
覚悟を決め服の中に買ったものを入れ、ホテルに向かって走り出した
ホテルに着き部屋には入ると沙織が椅子に座って本を読んでいた
「ただいま…」
「おかえり~、…ってグショグショじゃん!」
「雨降ってくるし足滑らして水溜まりに突っ込むし散々だったわ…」
「早くお風呂入って着替えないと風邪引いちゃうよ」
「でも…」
「葵がお風呂から出てくるまで食べないで待ってるから」
くっ、これはまずい
これじゃ、「足痛くて一人でお風呂入るの大変だろうから一緒に入って色々手伝ってあげる」作戦が使えない…!
どうする…
「葵?どうしたの?」
「へっ!?」
「いや、なんか難しい顔してたから」
「べっ別になんでもないわよ、あはは…」
考えるのよ葵…どうすればいいか
「先に一緒にお風呂入らない?その足じゃ一人で入るの大変でしょ?だから一緒に入って手伝ってあげる」
「ボクなら一人で大丈夫だよ、それに一緒に入るのは恥ずかしいというか…」
「外見があまり綺麗じゃないね」
「仕方ないでしょ、私たちの予算じゃここがギリギリなのよ」
チェックインを済ませ部屋に入ると沙織はすぐ椅子に座った
「痛む?」
「うん、まだ痛いよ…」
沙織はそう言って足を撫でる
「ご飯はどうする?その足じゃ出歩くの大変だろうし何か買ってこようか」
「うん、お願い」
「何がいい?」
「う~ん、パスタ」
「わかった、ちょっと待っててすぐに行ってくるから」
そう言い私は部屋を出た
しまった、どういうパスタが良いか聞いてこなかった
「どういうのが良いのかしら、ペペロンチーノ…カルボナーラ…うーん」
いつまでもここで食べ物とにらめっこしてる訳にはいかない
(海老とアサリのクリームパスタ、これでいいか)
沙織に頼まれたパスタと自分の食べるものと飲み物、タオルなどを持ってレジに行く
会計を済ませ商品を受け取りコンビニの外に出る
外は雨が降っていた
なかなかの強さで降っている雨、当然傘なんて持ってない
(どうしよう…ここには傘売ってなかったし…)
やるしかない
覚悟を決め服の中に買ったものを入れ、ホテルに向かって走り出した
ホテルに着き部屋には入ると沙織が椅子に座って本を読んでいた
「ただいま…」
「おかえり~、…ってグショグショじゃん!」
「雨降ってくるし足滑らして水溜まりに突っ込むし散々だったわ…」
「早くお風呂入って着替えないと風邪引いちゃうよ」
「でも…」
「葵がお風呂から出てくるまで食べないで待ってるから」
くっ、これはまずい
これじゃ、「足痛くて一人でお風呂入るの大変だろうから一緒に入って色々手伝ってあげる」作戦が使えない…!
どうする…
「葵?どうしたの?」
「へっ!?」
「いや、なんか難しい顔してたから」
「べっ別になんでもないわよ、あはは…」
考えるのよ葵…どうすればいいか
「先に一緒にお風呂入らない?その足じゃ一人で入るの大変でしょ?だから一緒に入って手伝ってあげる」
「ボクなら一人で大丈夫だよ、それに一緒に入るのは恥ずかしいというか…」

