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ボクっ娘ファンタジア
第5章 ロシア娘襲来
遊園地に行った二日後の昼休み
葵と雑談しながら時間を潰していると誰かがボクの事を呼んだ

「すいません、中井先輩はいますか?」

声がした方を見るとそこには色白で綺麗な顔立ちをした美少女が教室の入り口に立っていた。

女の子ははボクの事を見つけると「あっ、いた!」と言い教室内に入ってボクと葵の方に来た

「中井沙織先輩ですよね?」
「そうだけど…、君は?」
「私は二年四組の西村ヴェロニカと申します、今日は中井先輩にお話があって来ました」
「ボクに…?」
「はい!二人っきりでお話ししたいので今からちょっと来てもらえますか?」
「別にいいけど」
「それは今ここで言えないことなの?」

そう言う葵は険しい表情をしていた

「あなたは阿部葵先輩ですよね?」
「そうよ、私の事知ってるのね」
「はい!美人で成績優秀でこの学校の男子全員の憧れ、知らない人はいませんよ」
「それに私は色々と葵先輩の事知ってますから、この学校の生徒や先輩の親が知らないことも…」
「?」
「じゃあ葵先輩、沙織先輩を借りていきますね」
「え、ええいいわ」
「沙織先輩行きましょう」
「うん」

ヴェロニカの後に続いて教室を出る
ボクはどこに連れていかれるのだろうか…

「ねぇ、どこいくの?」
「それは秘密です」
「秘密って…」
「そういえば西村さんは」
「ヴェロニカで良いですよ!」
「ヴェロニカは外人さんみたいな顔してるけどハーフなの?」
「母がロシア人、父が日本人のハーフです、一応」
「へぇ~、ロシアには行ったことあるの?」
「ありますよ~、二、三回だけですけどね…」

そんな事を話ながら階段を上っていき着いたのは屋上に出る扉の前だった。

「え?ここって鍵がかかってて屋上には出られないんじゃ…」
「これくらいの鍵すぐ開けますよ!」

そう言ってヴェロニカはポケットから針金を取りだし鍵穴に入れた

二十秒ほどしてカチャンという音がして屋上へ出る扉が開いた

こんな簡単にピッキングで鍵を開けるとは…この子は何者なのか

「さ、こっち来てください」

ヴェロニカに言われ屋上へ出て扉を閉める

「で、なんなの?」
「実は私…沙織先輩の事が好きになっちゃいました!」
「……はい?」
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