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ボクっ娘ファンタジア
第7章 責
そう言ってボクの家がある方にヴェロニカが歩き出す
「ちょっと、あなたの家は向こうでしょ?」
「いいんですよ、だって今日から私は沙織先輩のお家で暮らすんですから!」
「えっ?」
「はぁ?」
「えへへー」
「いやえへへじゃなくて、何を言ってるのあなた」
「だからそのままですよ、今日から私は沙織先輩の家で暮らすんです」
葵がこっちを見てきたので知らないという顔をする
ボクも何も聞かされてないし
「どうやら沙織も何も知らないみたいね、あなた一人で決めて勝手に行ったら沙織にも沙織の家族にも迷惑でしょ」
「許可は取ってありますよ、沙織先輩のお母様にも私の両親にも」
「いつの間に…」
「数日前、二人で出掛けたでしょ?」
「あの遊園地に行ったとき…」
「その時にお母様に相談したところ、すぐにOKしていただきました」
「てことで、帰りましょう先輩」
「待って沙織!あなたはそれでいいの?」
「ボクは…」
正直嫌ではなかったし断る理由も無い
「ほら、また沙織先輩を困らせてる」
「違っ!ボクは別に…!」
「ほら行きましょう、それじゃあ葵先輩」
「あっ!ごめんね葵、また明日」
「また…明日…」
家に着くまでヴェロニカがずっと喋りかけてくるのを適当に返し、葵の事を考えていた
最後のあの表情がどうしても忘れられない
ヴェロニカのことなど放っておいてもう少し話を聞いてあげる、一緒にいてあげるべきだったのか
「先輩、聞いてます?」
「えっ?ごめん、何の話だっけ?」
「いいです、大した話じゃないですからそれより、ほら」
ヴェロニカが指をさした先にはボクの家があった
「いつまにか帰ってきてたのか、考え事してて気が付かなかった」
ヴェロニカが先に玄関に行きドアを開ける「ささ、先輩どうぞ」
「いいよ、そんな事しなくても…」
「私は先輩のお家に住まわせていただくんですから先輩とご家族の為なら身を粉にして働きますよ!なんでも言ってくださいね!」
「うん…、ありがと」
ヴェロニカと玄関先で話していると、奥からエプロン姿の母親が現れた
「何やってるの、アンタたち」
「あ、お母様!今日からお世話になります!」
「あらヴェロニカちゃん、いらっしゃい」
「自分の家だと思って自由にしていいからね」
「はい!ありがとうございます!」
「沙織の部屋で一緒に過ごしてもらうことになるけど…」
「ちょっと、あなたの家は向こうでしょ?」
「いいんですよ、だって今日から私は沙織先輩のお家で暮らすんですから!」
「えっ?」
「はぁ?」
「えへへー」
「いやえへへじゃなくて、何を言ってるのあなた」
「だからそのままですよ、今日から私は沙織先輩の家で暮らすんです」
葵がこっちを見てきたので知らないという顔をする
ボクも何も聞かされてないし
「どうやら沙織も何も知らないみたいね、あなた一人で決めて勝手に行ったら沙織にも沙織の家族にも迷惑でしょ」
「許可は取ってありますよ、沙織先輩のお母様にも私の両親にも」
「いつの間に…」
「数日前、二人で出掛けたでしょ?」
「あの遊園地に行ったとき…」
「その時にお母様に相談したところ、すぐにOKしていただきました」
「てことで、帰りましょう先輩」
「待って沙織!あなたはそれでいいの?」
「ボクは…」
正直嫌ではなかったし断る理由も無い
「ほら、また沙織先輩を困らせてる」
「違っ!ボクは別に…!」
「ほら行きましょう、それじゃあ葵先輩」
「あっ!ごめんね葵、また明日」
「また…明日…」
家に着くまでヴェロニカがずっと喋りかけてくるのを適当に返し、葵の事を考えていた
最後のあの表情がどうしても忘れられない
ヴェロニカのことなど放っておいてもう少し話を聞いてあげる、一緒にいてあげるべきだったのか
「先輩、聞いてます?」
「えっ?ごめん、何の話だっけ?」
「いいです、大した話じゃないですからそれより、ほら」
ヴェロニカが指をさした先にはボクの家があった
「いつまにか帰ってきてたのか、考え事してて気が付かなかった」
ヴェロニカが先に玄関に行きドアを開ける「ささ、先輩どうぞ」
「いいよ、そんな事しなくても…」
「私は先輩のお家に住まわせていただくんですから先輩とご家族の為なら身を粉にして働きますよ!なんでも言ってくださいね!」
「うん…、ありがと」
ヴェロニカと玄関先で話していると、奥からエプロン姿の母親が現れた
「何やってるの、アンタたち」
「あ、お母様!今日からお世話になります!」
「あらヴェロニカちゃん、いらっしゃい」
「自分の家だと思って自由にしていいからね」
「はい!ありがとうございます!」
「沙織の部屋で一緒に過ごしてもらうことになるけど…」