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ボクっ娘ファンタジア
第2章 「answer」
「放課後、三階の端の女子トイレに来て」

それだけを言うとすぐにどこかへいってしまった。

なんか怒ってるような気がする…

放課後、覚悟を決め呼ばれた場所に行くことにした

(ええっと女子トイレ…女子トイレっと…ここか)

覚悟を決めドアを開ける

するとそこにはトイレの窓から外を見ている葵の姿があった。

「沙織、来たわね」
「う、うん…」

なんとも言えない緊張感がその場を包み込む

「見たでしょ、昨日のアレ」
「あれって…?」

昨日のアレですぐにわかったが取り合えず知らないフリをしておく

「だから、私のオナニーよ」

ハッキリと言う葵に少し戸惑ったがもう隠しても仕方ないと思い正直に言うことにした

「見たよ…」
「そう…」

あんな所を見られたのに少しも恥ずかしがってる様子はなかった。

「あの…怒ってる?」
「何が?」
「覗き見みたいな形で葵がアレしてるとこ見ちゃったから…」

ボクがそう言うと葵はこっちを向き微笑んでこう言った

「怒ってないわよ、それに私は沙織のことが好きだって言ったでしょ?」
「むしろ好きな人に自分のオナニーを見られて物凄く興奮してたわ」

そういう物なのかな…、ボクにはよくわかんないや

てか堂々と言いますね、葵さん

「私が沙織を呼んだのはこの事じゃない、もう一つの事よ」
「もう一つのこと…」
「私があなたに告白した件よ、まだ返事もらってなかったわよね?」

ついに来た、本来ならば昨日片付いたはずの問題

出来れば答えを出さないままでこのまま葵とずっと親友のままでいたかった

もし、ここでボクが答えを出して葵との関係が崩れるような事になったら、ボク嫌だよ…

「どうなの?」

葵が半歩近づいてくる

もう、言うしかない

ずっと親友だった葵ならわかってくれる

「ごめん、ボクには葵の気持ちを受け止めることはできない…ごめん…ごめんね…」

「そう…わかったわ」

以外にも葵は冷静だった、泣き出したりしたらどうしようかと、あれ?

泣いてるのはボクの方?

「どうしてフッた沙織が泣いてるのよ」

葵が指でボクの涙を拭う

「だって、だってぇ…」

葵がボクを抱き締めて頭を撫でる

「優しい子ね、私沙織のそういうところが好きよ」
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