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神様のいない世界
第1章 運命
頭から手を離してもらったのは良いのだが、『ちょうどよかったよ』の言葉に引っかかる和穏は、周りに集まる人を目だけをキョロキョロと動かして確認していた。

もちろん、相田はその目の動きを見ているから、和穏が緊張状態で動揺しているのは丸わかりだった。


「親はどうした?」

「……母の知り合いですか?」


和穏は不信がって聞き返したのだ。

もしかして、母が逃げたのはこの人たちに追われてるからかもしれないと、瞬時に考えたのだ。


この人たちから逃げるためだったとすれば、私の帰りを待てずに一足先にって事もある。あの書置きも……そういう意味かもしれない。

かといって、この状況に置いていかれたら、身の危険もあるけど……繋がりのある私を殺しては、居場所を突き止められないはずだし。


だが、帰って来たのはねじ伏せるような言葉。
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