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神様のいない世界
第4章 躾
「聞いていることに答えろ。政安と何をした」
「……何も、してない」
「なら、何故慣れ慣れしく名前を呼ばれてるんだ?善の次は政安か?」
そう言われて、宗高を睨み上げた。
「政安君にも何かしようっていうの?善って人みたいに出禁にするの?それとも暴力?私に文句があるなら私に言えばいいでしょ?殴りたいなら私を殴れば?」
「殴られることをしたのか?」
「そんなの分からないよ、何に怒ってるのかも分からないのに、いきなり「何をした」って聞かれたって、ずっと部屋にいたんだから何も出来るわけないじゃん!!」
怒鳴る和穏に、ただ冷たい視線を向ける宗高が居て、それがより一層空気を凍りつかせていた。
「……何も、してない」
「なら、何故慣れ慣れしく名前を呼ばれてるんだ?善の次は政安か?」
そう言われて、宗高を睨み上げた。
「政安君にも何かしようっていうの?善って人みたいに出禁にするの?それとも暴力?私に文句があるなら私に言えばいいでしょ?殴りたいなら私を殴れば?」
「殴られることをしたのか?」
「そんなの分からないよ、何に怒ってるのかも分からないのに、いきなり「何をした」って聞かれたって、ずっと部屋にいたんだから何も出来るわけないじゃん!!」
怒鳴る和穏に、ただ冷たい視線を向ける宗高が居て、それがより一層空気を凍りつかせていた。