この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神様のいない世界
第5章 出生
手をそっと離すと、ふわっと宗高の手がおでこを触った。


「薬飲んでおけ」


そう言って起き上がり、薬とペットボトルを渡された。


「あぁ……ありがとうございます」

「体調悪いのに逃げ出したいほどだったのか?逃げられると思っていたことが俺には理解不能だ。次はないぞ、今後姿を消したら組員とそれに関わる人間全員に追われると思え」


和穏は宗高から視線を合わせずに薬を飲んだ。


逃げられると思っていたというより、思いたかった。
元の生活に戻りたかった。

それはもう叶わないけど、自分の誕生日にこんな目に遭うなんて、私がどんな悪いことをしたんだろうと、考えてしまう。

知恵熱なのかな?
/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ