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第7章 変化

なんであの人達が？


そんな疑問ばかりが脳内を占めていて、宗高が支度を終えて出てくると善を残して出て行った。


「ねぇ、なんで善が掃除するの？」

「はぁ？若頭の世話は俺らの仕事の一つだぞ？なんでって聞かれても答えようがねぇだろ」

「自分でしないの？」

「若頭にさせられるかよ」

「じゃ、前の子分にさせたっていいじゃん？」

「子分って……俺の舎弟はここには入れねぇの！！」

「昨日来たじゃん」

「昨日は特別……お前……まさか、みんなでそうめん食った話してねぇよな？」

「……してないけど」

「一生するな、あれは夢だと思え。若にばれたらマジで殺される」

「……そんなことくらいで？そしたら私今頃3回は殺されてる」

「いや、10回だな？」


善は歯を見せて笑うから、和隠もつられて笑った。