この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神様のいない世界
第7章 変化
昼食にはフレンチトーストを作ったが、善は一斤も食べるので若干引いていた。
「あのさぁ、もう学校夏休みに入るんだけどさぁ……もう行けないのかなぁ?」
「……あー、学校か」
「自主退学になるのかな?……どっちにしても、お母さんいないし学費も払えないんだけどさぁ。高校くらいは出たかったなぁ」
「まぁ……そうだな?でも、学校でなくっても生きていける。おれは中卒で組に入ったからな」
「……あのさぁ、ヤクザの善と一緒にしないでよ」
「お前だってヤクザの娘だろうが!」
「あったこともない人の娘って言われても困るし、それに私はヤクザになりたいわけじゃないよ」
「……若に聞いてみりゃいいだろ?」
出来たらこんな生活してないよ!!
言い返したいが和隠は口をつぐんだ。言ってもどうにもならないことなんだろうと諦めたのだ。
「あのさぁ、もう学校夏休みに入るんだけどさぁ……もう行けないのかなぁ?」
「……あー、学校か」
「自主退学になるのかな?……どっちにしても、お母さんいないし学費も払えないんだけどさぁ。高校くらいは出たかったなぁ」
「まぁ……そうだな?でも、学校でなくっても生きていける。おれは中卒で組に入ったからな」
「……あのさぁ、ヤクザの善と一緒にしないでよ」
「お前だってヤクザの娘だろうが!」
「あったこともない人の娘って言われても困るし、それに私はヤクザになりたいわけじゃないよ」
「……若に聞いてみりゃいいだろ?」
出来たらこんな生活してないよ!!
言い返したいが和隠は口をつぐんだ。言ってもどうにもならないことなんだろうと諦めたのだ。