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神様のいない世界
第8章 贈り物
「もう、私の居場所も価値もここにしかないでしょ?」
「和隠」
「もう逃げることもないのに、ここ以外に私の居場所はないのに」
「もう黙って」
俯いた和隠の顎をあげ唇を優しく触れ合わせた宗高は、そのままソファーに寝かせて唇を重ねた。
甘い優しい言葉なんて必要としてこなかった宗高が、和隠にかける言葉の見つからない。
「ここに居ろ」
自分でもこのくらいのことしか言えないのかと呆れる宗高は、その代わりにと和隠に優しく触れるのだ。
何度と唇を重ねても和隠の抵抗はなく、唇を離せば閉じた目を開く和隠に宗高は夢中でキスを落とすのだ。
優しくキスなんてしなくていいのに。
切なくて淋しい和隠は宗高のローブの肩部分をぎゅっと握りしめていた。
「和隠」
「もう逃げることもないのに、ここ以外に私の居場所はないのに」
「もう黙って」
俯いた和隠の顎をあげ唇を優しく触れ合わせた宗高は、そのままソファーに寝かせて唇を重ねた。
甘い優しい言葉なんて必要としてこなかった宗高が、和隠にかける言葉の見つからない。
「ここに居ろ」
自分でもこのくらいのことしか言えないのかと呆れる宗高は、その代わりにと和隠に優しく触れるのだ。
何度と唇を重ねても和隠の抵抗はなく、唇を離せば閉じた目を開く和隠に宗高は夢中でキスを落とすのだ。
優しくキスなんてしなくていいのに。
切なくて淋しい和隠は宗高のローブの肩部分をぎゅっと握りしめていた。