この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神様のいない世界
第8章 贈り物
「もう、私の居場所も価値もここにしかないでしょ?」

「和隠」

「もう逃げることもないのに、ここ以外に私の居場所はないのに」

「もう黙って」


俯いた和隠の顎をあげ唇を優しく触れ合わせた宗高は、そのままソファーに寝かせて唇を重ねた。

甘い優しい言葉なんて必要としてこなかった宗高が、和隠にかける言葉の見つからない。


「ここに居ろ」


自分でもこのくらいのことしか言えないのかと呆れる宗高は、その代わりにと和隠に優しく触れるのだ。

何度と唇を重ねても和隠の抵抗はなく、唇を離せば閉じた目を開く和隠に宗高は夢中でキスを落とすのだ。


優しくキスなんてしなくていいのに。


切なくて淋しい和隠は宗高のローブの肩部分をぎゅっと握りしめていた。
/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ