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第8章 贈り物

首筋を軽く甘噛みをした宗高は和隠の反応に口角をあげてローブの紐を解けば、初々しい白い肌が晒される。

そのまま唇は下へと移動して行き、真新しい下着の上から胸を噛まれた。


「……っ宗高さん！！」

「熱っぽい声だな？本当に熱いのはこっちだろ？」


レースのショーツの上から指でなぞられれば体が跳ね、和隠も自分の反応に恥ずかしくなる。

胸のところから上目使いで宗高に見られ、触られるところがくすぐったくて身悶える和隠に宗高が煽る。


「熱を出した時に本性は見てる。人の心配もよそに俺の腕をベッドに押し付けて、上に跨って腰を振ってたからな？」


和隠は記憶の断片を思い出し顔を赤くした。

和隠の中では写真で撮った様な記憶であったが、その相手である宗高には鮮明に映像の記憶があるのだ。それが余計に恥ずかしくなる。