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神様のいない世界
第8章 贈り物
ポタポタと水滴を垂らす腕を和隠に見せた宗高を見ると、和隠は涙目になって顔を隠す。


恥ずかしくて死にそう!!


そんな和隠の足を掴み上げ、腰をあげさせた宗高は支えながらそこに顔をうずめた。


「なっ、何?やだ、そんなの!!」


わざと恥ずかしくなることをしている宗高は、必死で動きを止めようと手で空をかく和隠の反応に気分を良くして、大きな音を立てて吸い付いた。


「きゃん!!あっ……っもう、ヤァ……んんっ」

「いいのか?声出したくないんだろ?」

「っ……んっ……っ……」


宗高の言葉に再度口を噤み両手で押さえた和隠は、さらに敏感に反応した。


「ッもうダメ!!舌入れないでぇ!!」


気持ちよすぎて泣き出す和隠は、また体をビクつかせながら宗高の顔に愛液をかけてしまい、宗高の髪を掴んだ。
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