この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神様のいない世界
第2章 陵辱
やっと目が慣れてきた和穏は、眉間にシワを寄せながら薄目で周りを確認する。


全員スーツを着ていて、目の前には若い男と中年の男がソファーに座り、和穏を見下ろしていた。

そしてソファーに座る男の後ろには、またそれぞれ側近がいた。

その他は、自分を拉致って来た男達。


『若』そう呼ばれていた男が、ソファーに座り脚を組む若い男だと直感でわかる。


それぞれ威圧感も迫力もあるが、其れがずば抜けていた。和穏は目が合ってから、反らす事も出来ずに見つめた。

宗高はとても端正な顔立ちと、全てを引き寄せる様な魅力と力のあるオーラを纏い、眼力のある瞳をしてる。

男性を『綺麗』と表現するには抵抗があるが、それ以外で表し様が無いほど美しいと和穏は思ったのだ。

それを象徴するかの様に、見られただけで動悸がする様な、目に見えない力が和穏を縛り付けていた。


「ふうん……流石に5年も経てば、変わるものだな」


持っていた写真を指で弾いて投げ捨てると、和穏の顔のそばに落ちた。

和穏がそれに目を向けると、小学校の卒業式に校門で撮った家族写真。
/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ