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神様のいない世界
第8章 贈り物
タオルで拭き取りながら、皮がシミにならないのかと心配になる和隠の肩にローブを掛けたのは宗高。

すぐに振り返り見上げた和隠を無表情で見下ろしている。


「……そんなに善に見せたくないのか?」

「……善だけじゃなくて、誰にも見せたくないでしょ?しかも、こんな掃除を誰かにさせるなんて、恥ずかしくてここにいられなくなる!!」

「そんなことか」

「切実です!!」


そう言った和隠の掃除をするすぐ横に宗高が座るから、和隠はタオルを宗高に突きつける。


「宗高さんも手伝って」

「俺にやれって言うのか?」

「恥ずかしくないの?……あんな……の……ばれて」

「……よく聞き取れない、あんなのってなんだ?」


意地悪く笑う宗高に和隠は顔を赤くした。


「もう!ちゃんと聞こえてるじゃん!!っ何やったんだろうって思われるの、やだ!!」

「何したかなんて、すぐにわかるだろ?無知じゃねぇんだから。それに俺が俺のマンションで何をやろうと文句を言う奴はいない」
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