この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神様のいない世界
第9章 新事実
尾行を巻いて事務所に着くと宗高は応接室のソファーに座りタバコを吸うと、三浦がコーヒーを入れて持って来た。


「今連絡を入れましたが、あと30分くらいだそうです」

「そうか」

「……政安さんは、もう宮川さんのマンションを出てしばらくしているみたいですが、繁華街にも出ていない様子ですよ?」

「政安ねぁ……あれだけ殴ったんだから早々遊びに出かけられるツラじゃないだろ?」

「そうですね」

「それに、俺に殴られたより宮川に捨てられたことの方がよっぽどきついんじゃないのか?和隠のネタを持って来るほど宮川の気が引きたかったんだからさぁ」

「よくおわかりですね?やっぱり想い人が出来ると、気持ちが理解しやすくなるものなんでしょうか?」

「いちいち面倒くせぇこと言ってんな。そう言う三浦もいるんだろ?そろそろ紹介しろよ?」

「そうですね、もう寝取られる心配もなさそうですしね?」


笑う三浦に若干苛立ちが込み上がるものの、宗高は三浦の嫌味を鼻で笑い飛ばした。
/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ