この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神様のいない世界
第9章 新事実
暫く会話もなく全員でリビングで過ごしていると、ふと宗高が和隠に声をかけた。


「今日は一人で寝るか?」


和隠の拒否ぶりに気を使った宗高がそう言ったのだが、それを聞いた和隠は振り返って宗高を見た。

宗高に一緒にいるのが面倒になったと言われてるようで和隠は胸が苦しくなった。

ここにも居場所がなくなるんじゃないのかと不安だったのだ。


「和隠?一人でいたいならそうしていい。考えたいこともあるだろうからな……気持ちの整理は自分でしろ」

「わかった、一人で寝る」


和隠は立ち上がりとぼとぼと歩いて寝室に入って行った。


「……一人にして大丈夫ですか?」


三浦がそう言うと宗高は背もたれに凭れ、背伸びをした。


「大丈夫だろ?死んでもいいと思っても、死ぬ気は無い。投げやりになっては見たけど、投げ出せない大事なものがあるって考えりゃ出てくるだろう?」

「そうでしょうね?」


宗高の答えに三浦は軽く笑った。
/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ