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神様のいない世界
第2章 陵辱
怒り任せに大きく唸る和穏は、家族の事を悪く言われるのだけは許せなかったのだ。
たとえ誕生日に置いていかれても、これまでの生活は愛されて育った記憶しか無く、今でもあの手紙の真意は別にあると信じたかったのだ。
「は?何だ」
宗高は和穏に睨み唸られれば気分を害し、口に貼られたガムテープを思いっきり引き剥がした。
「んあ"ぁ!!」
ぺったりと貼られていたため、剥がせば口のまわりが赤くなっていて、和穏は口のまわりがヒリヒリと痛んだ。
更には、唇の薄皮も数カ所剥がれ血がにじむと、痛みに叫んだのだが口にはタオルが入っていて、くぐもった声だったので響き渡る事はなかった。
たとえ誕生日に置いていかれても、これまでの生活は愛されて育った記憶しか無く、今でもあの手紙の真意は別にあると信じたかったのだ。
「は?何だ」
宗高は和穏に睨み唸られれば気分を害し、口に貼られたガムテープを思いっきり引き剥がした。
「んあ"ぁ!!」
ぺったりと貼られていたため、剥がせば口のまわりが赤くなっていて、和穏は口のまわりがヒリヒリと痛んだ。
更には、唇の薄皮も数カ所剥がれ血がにじむと、痛みに叫んだのだが口にはタオルが入っていて、くぐもった声だったので響き渡る事はなかった。