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神様のいない世界
第10章 事件
善は宗高に抱えられてエントランスの中に運び込まれ、善にぶつかった男はボコボコになって、男達にアスファルトに押さえつけられていた。


「組に連れて行け」


そう指示を出しているところに和隠が到着した。

宗高と目を合わせた和隠は、その惨劇に言葉もなく立ち尽くしていると、宗高は善を床に座らせると和隠の目の前に立ち、頬を打った。


「勝手に出て来てんじゃねえよ、すぐに戻れ!!」

「ぜ……善が」


和隠の目には、点々と赤い跡が床についていて、異常なまでの汗が善の額から流れているのが映っていた。

もちろん、抱えていた宗高の服にも血が付いていたのだ。


「和隠……平気だから、部屋に戻ってろ」


善が苦笑すると、宗高は和隠の腕を強く掴みエレベーターに乗せようと引っ張った。だが和隠は足を踏ん張って拒否したのだ。


「病院、行かなきゃ!!」

「和隠が心配せずとも連れて行く」

「私も行く!!」

「ダメだ!!」
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