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神様のいない世界
第10章 事件
若干顔を引きつらせた和隠を見た善は笑い出すと、また傷口に響き痛がっていた。


「今日は横向きかうつ伏せで寝ないとな……」


体の大きい善は、うつ伏せ寝は苦しいので憂鬱だった。
それでも背中の痛みには代え難いので、安眠はしばらく出来そうにないなと覚悟を決めていた。

和隠はそんな善を見て、考えていたらふと目に止まったのが枕だった。


「枕で固定する?」


和隠は隣のベッドの枕を、善が寝返りを打てないようにベッドに押し込む。


「お?いいんじゃねぇか?お前ももう寝ろ」

「うん、おやすみなさい」


善は楽な体勢をお取るとご機嫌で和隠にそう言ったので、和隠も笑顔で部屋を出て宗高の寝室に入った。

広すぎて寝られないベッドに横になると、今日一日の気疲れのせいか直ぐに眠りについた。
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