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神様のいない世界
第2章 陵辱
「セーラー服姿で男に犯されてるなんて、沢口はどうするかなぁ?それも敵対勢力の組だなんてなぁ?……和穏ちゃん?」


宗高が和穏の髪の上に手をおけば、髪が引っ張られて動くにも動けない。


「用意できました」


そういう男達の興奮も和穏に伝わり余計に怖くなった。

お願いしますと頼んででもやめて欲しいのに、頼んだところでやめてもらえるはずも無い事くらい分かっている。

逃げようが無く、この状況を受け入れるしか無かったのだ。

和穏は歯を食いしばり、宗高を睨みあげる。


「いい顔だな?」


そう笑う宗高は、和穏の反抗的な眼を気に入っていた。

泣いて許してという女は、これまでに沢山いたし逆に言い寄る女も沢山いた。怖くて震えながらも睨みあげてくる女は貴重で、だから余計に和穏を焦らし虐める様に攻めたてていたのだ。


泣いて許してと言ってみろ。
その瞬間が1番興奮するんだよ。


カメラが回り出すのを確認すると、宗高はセーラー服を手繰り上げれば和穏の白い下着が見えてくる。

細い腰回りはしっかりくびれていて、柔らかい肌をしている。

わずかな抵抗をする和穏は、脇を閉め服を抑えた。


「腕……邪魔だな」


宗高は和穏をひっくり返し、馬乗りになって手の拘束を解く。和穏は自由になった手で宗高を殴ろうと身を反って動くものの、宗高にしてみればそれも計算のうちで、振り上げたては捻り上げられ、うつ伏せだった身体を反転させられ、床に押さえつけられた。
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