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神様のいない世界
第3章 境遇
和穏に聞こえた電子音とは、政安の近くに落ちていた男性器の形をしたバイブの音。

それは卑猥にもうねうねと動いていた。


「挿れるのか?」


宮川がバイブを手にすると、政安は何度も頷き腰を動かした。


「そんなにひくひくさせて……淫乱過ぎるおねだりは萎えるって言ってんだろ?中に入ってるローター出してみろ、もっと太いの挿れてやるから」


「ん、んあ……んっ」


政安はお尻と腹部に力を入れながら蕾をひくつかせて、中にあるローターを出す。


「ほら、後2つ!」

「んあ…ン」

「ほらまた入っちゃったよ?はい、初めから!」


宮川は、政安が排出(だ)したローターを再度挿入し直し、更に指で奥に押し込んで中を掻き回した。

政安は身体を痙攣させながら反ってよがると、放っって治まったいたはずのものが、また膨らみ勃ち上がっていた。
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