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神様のいない世界
第3章 境遇
ただそれを見送った和穏は、布団を目元まで被った。
頭なんか、優しく撫でないでよ!!
あんたがやってる事は、最低なんだから!!
逃げようにも、身体は酷く痛んで、普段取らない様な態勢を長々ととらさせていれば、地味に筋肉痛にもなっていた。
どこもかしこも痛いし!!
動くにも動けないし……
和穏が大人しくベッドに横になっていると、下で人の声がして暫くして宗高がスポーツドリンクのペットボトルを持って帰って来た。
「……ほら」
目の前に突き出されたペットボトルに恐る恐る手を伸ばす和穏を目にした宗高は、微笑んだ。
ベッドから出ずに、ただ待っていた和穏に少なからず安心したのだ。
頭なんか、優しく撫でないでよ!!
あんたがやってる事は、最低なんだから!!
逃げようにも、身体は酷く痛んで、普段取らない様な態勢を長々ととらさせていれば、地味に筋肉痛にもなっていた。
どこもかしこも痛いし!!
動くにも動けないし……
和穏が大人しくベッドに横になっていると、下で人の声がして暫くして宗高がスポーツドリンクのペットボトルを持って帰って来た。
「……ほら」
目の前に突き出されたペットボトルに恐る恐る手を伸ばす和穏を目にした宗高は、微笑んだ。
ベッドから出ずに、ただ待っていた和穏に少なからず安心したのだ。