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神様のいない世界
第3章 境遇
「善が走って食料調達して来ましたよ?準備も出来てますので降りて来てください」
それだけ言って三浦は部屋を出て静かにドアを閉めた。
宗高はだるそうに起き上がるが、和穏は隣にいる事に気づくとじっと見つめていて、それを感じ取った和穏はゆっくりと振り返った。
「……何だよ」
「……別に」
だるそうに言われてイラっとした和穏はそう言ってまた背を向け布団に潜ると、宗高はその布団を引っ張り和穏から布団を引き剥がした。
「……飯、食うだろ?起きろ」
「いらない」
「……勝手にしろ」
宗高は起き上がりさっさと着替えて部屋を出て行った。
それだけ言って三浦は部屋を出て静かにドアを閉めた。
宗高はだるそうに起き上がるが、和穏は隣にいる事に気づくとじっと見つめていて、それを感じ取った和穏はゆっくりと振り返った。
「……何だよ」
「……別に」
だるそうに言われてイラっとした和穏はそう言ってまた背を向け布団に潜ると、宗高はその布団を引っ張り和穏から布団を引き剥がした。
「……飯、食うだろ?起きろ」
「いらない」
「……勝手にしろ」
宗高は起き上がりさっさと着替えて部屋を出て行った。