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一度きり
第1章
彼女と逢うのは平日の夜と決まっていました。
会社帰りに待ち合わせて、私の車に乗り込みます。
「今日どうする?」
と彼女に聞くと
「なんでもいい……」
と答えます。
「じゃ、ホテル行こう」
と言うと
「え~ホテル?」
ちょっと戸惑う様子を見せます。
これが二度目以降の彼女のいつもの“スタンス”です。
やはり、きっかけは男の方から作ってあげるのが、女性にとってはストレスがないのだと、彼女から学びました。
その証拠にそのままホテルに入っても、一度も拒否の姿勢は見せたことはありません。
でもその“スタンス”は、部屋に入ってからも続きます。
ベッドに並んで座っても、手持ち無沙汰のようにしています。
自分から服を脱いだり、抱きついてきたりはしません。
やはり、こちらからきっかけを作ってあげます。
見つめながら抱き寄せ、キスをします。
舌を絡め合う頃には、もう彼女のスイッチが入ります。
それから彼女は乱れます。
会社帰りに待ち合わせて、私の車に乗り込みます。
「今日どうする?」
と彼女に聞くと
「なんでもいい……」
と答えます。
「じゃ、ホテル行こう」
と言うと
「え~ホテル?」
ちょっと戸惑う様子を見せます。
これが二度目以降の彼女のいつもの“スタンス”です。
やはり、きっかけは男の方から作ってあげるのが、女性にとってはストレスがないのだと、彼女から学びました。
その証拠にそのままホテルに入っても、一度も拒否の姿勢は見せたことはありません。
でもその“スタンス”は、部屋に入ってからも続きます。
ベッドに並んで座っても、手持ち無沙汰のようにしています。
自分から服を脱いだり、抱きついてきたりはしません。
やはり、こちらからきっかけを作ってあげます。
見つめながら抱き寄せ、キスをします。
舌を絡め合う頃には、もう彼女のスイッチが入ります。
それから彼女は乱れます。