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一度きり
第1章  
彼女の言うとおり、揉みしだくほどの肉の厚みはありません。
大きな硬めの乳首が、手の平に触れました。
私は小さな胸の肉を、外側からしぼり、人差し指と親指の輪の中に集めました。
乳首の部分が盛り上がりました。
乳首を舐め上げました。
「ああんっ…………」
彼女が喘ぎます。
私は何度も舐め上げました。
その乳首を唇で囲い、吸いました。
彼女が、驚くほどの大きな喘ぎ声を上げました。
私は、それに気をよくし、執拗に吸い上げました。
彼女が首を左右に振り、もだえます。
両手で私の頭を掴みました。
髪の毛をくしゃくしゃにします。

「吸って! もっと吸って!」
彼女が乳首を吸われると、どうしようもなく乱れるのを、今でも覚えています。
彼女に初めて挿入するとき、私の感情は複雑でした。
妻に対する罪悪感。
久し振りに、妻以外の女性を味わえる高揚感。
この先、この関係はどうなるのだろうかと言う、不安感。
彼女は妻より断然細い身体です。
余り肉の付いていない脚を広げ、その間に膝を付きました。
彼女の恥丘もあまりふくらみはありませんでした。
陰毛は縦長に生えていました。
その下に長く左右非対称に垂れ下がっている、ひだがありました。
私はコンドームをつけました。
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