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―不還―
第7章 暗闇の中…一筋の安寧 1
まただ…


また失った…


俺の大事な部下を…


俺は無力だ…なんて無力なんだ……


暗い…辺り一面真っ暗闇だ。

…暗闇の中、目を凝らしてみる。

ゆっくりと視界を下げると、

足元には自分を囲うように血まみれの四人の屍が……




オルオ…グンタ…エルド…ペトラ……



幾度となく失ってきた部下たち。
これからもまたこの心の痛みに耐えないといけないのか。
膝をついてその場にリヴァイは崩れ落ちた。


息が詰まる……苦しい……



俺は本当に無力だ……






無力だ………
















「……ぃちょう…」

「しっかりして下さい兵長!」

「うっ…あっ……」

「リヴァイ兵長!!」




名前を呼ばれてリヴァイはハッと眼を開けた。
目の前は暗闇ではなく、屍もなく、
そこには心配そうな顔をして自分を見つめるエレンがいた。

手をそっと後ろについて気怠い身体をゆっくりと起こす。
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