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―不還―
第1章 逃走
「ねえ、兵長」
「何だ」
「初めてキスした時の事覚えてますか?」
「ああ、覚えている」
「兵長の部屋で俺必死に告白して。ガキだったなあ」
「キスといっても、あれは犬に噛まれた程度だろ」
「はは、確かに。暫くしてから貴方に気持ちを受け入れて貰ってから、
そして初めて貴方を抱いて…俺は本当に幸せでした」
「ったくこんなオヤジに惚れるとかお前もどうかしてる…改めて思うぞ」
「今更…ですよ」
「そうだな…」
「俺、今まで生きて来て良かった」
エレンは上半身を起こすと、リヴァイの上に乗って抱きしめた。
そして髪の毛を優しく撫でる…。
「何だ」
「初めてキスした時の事覚えてますか?」
「ああ、覚えている」
「兵長の部屋で俺必死に告白して。ガキだったなあ」
「キスといっても、あれは犬に噛まれた程度だろ」
「はは、確かに。暫くしてから貴方に気持ちを受け入れて貰ってから、
そして初めて貴方を抱いて…俺は本当に幸せでした」
「ったくこんなオヤジに惚れるとかお前もどうかしてる…改めて思うぞ」
「今更…ですよ」
「そうだな…」
「俺、今まで生きて来て良かった」
エレンは上半身を起こすと、リヴァイの上に乗って抱きしめた。
そして髪の毛を優しく撫でる…。